視聴行動分析サービスのニールセン デジタルは、デジタル広告視聴率(DAR)を測定する「ニールセン・アイデンティティ(ID)・システム」でオープンインターネットの測定を11月1日から強化する、と同日発表した。データプロバイダーからのデータを大幅に拡充して視聴者属性の特定可能なインプレッション(視認数)を拡大し、精度の高い測定で「人」ベースの正確性と信頼性を備えたデジタル広告測定を提供する。
ニールセンIDシステムは、サードパーティークッキーなどの「デジタル識別子」のみに依存しない次世代の個識別ソリューションで、日本でも複数のIDパートナーと連携してきた。ID情報はプライバシーに配慮され、クッキーや広告IDなどのデジタル識別子と、今後主流になるユニバーサルIDのための情報や非デジタル識別子情報、DARレポートに使用する性年齢などの属性情報が一体となったデータベースを戦略的かつ包括的に活用する。
データの拡充で、より多くの視聴者の「個」と属性情報を特定するカバレッジが向上。媒体間、プラットフォーム間を横断したデジタル広告キャンペーン測定を実現する。オープンWebの測定を、既に実施しているウォールドガーデンプラットフォームの測定と統合して、モバイルとPCのデバイス間の重複が排除されたデジタル広告の露出効果(リーチ&フリークエンシー)を測定するDARとなる。
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オリジナル記事:ニールセンが広告視聴率の「IDシステム」強化、「人」ベースの精度の高い測定を実現
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