凸版印刷は、持ち株会社体制に移行し、社名を10月1日付でTOPPANホールディングスに変更した、と10月2日発表した。同時に、凸版印刷の主要部門が母体のTOPPANと、TOPPANグループ全体のDX(デジタル変革)事業を推進するTOPPANデジタルがスタート。4月に先行設立した情報系事業のTOPPANエッジと合わせ、この3社がホールディングス傘下の主要な会社となる。
持ち株会社体制への移行は、グループのガバナンス(統治)強化によるグループのシナジー(相乗効果)の最大化が狙い。TOPPANホールディングスのガバナンスでグループの各事業会社の連携を強める。グループ各社のリソース(資源・資産)、ビジネス、サービスを組み合わせることで、成長分野となるDX、SX(持続可能性)などの事業を広げ、事業変革を一層進める。
凸版印刷は1900年に創業した印刷大手。IT技術の進展に伴う社会ニーズの変化に対応し、近年は事業のデジタル化を推進。DXの分野に力を入れ、メタバース(仮想空間)も展開している。今回社名から「印刷」を外し、世界中の課題を突破する決意を英字の「TOPPAN」に込めた。「凸版印刷は、TOPPANへ。」をキャッチコピーにした広告キャンペーンを実施する。
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オリジナル記事:凸版印刷が持ち株会社体制に移行、社名を10月1日付でTOPPANホールディングスに変更
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