「対面で受け取り」から変更、運転手不足「2024年問題」への対応、再配達率の低下へ
ファッション通販サイト「ZOZOTOWN」を運営するZOZOは、ZOZOTOWNで商品注文時にユーザーが選択する「受け取り方法」の初期設定を「対面で受け取り」から「あんしん置き配(玄関前)」に変えた、と10月17日発表した。トラック運転手の労働時間が2024年4月から規制されることに伴う運転手不足「2024年問題」への対応の一環。
置き配に変更したのは9月28日で、9月1~27日と10月1~13日の置き配選択比率を算出したところ、置き配が2倍以上に増加し、置き配指定できる注文の約70%が置き配で配送されていた。初期設定の変更後、ZOZOTOWNで初めて送品を注文するユーザーに対しては、注文画面で変更に関してポップアップで知らせ、周知を図っている。
2024年問題対応でZOZOはこれまで、商品に応じた適正なこん包資材を選んだり、複数回に分かれた注文を1つにまとめて配送する仕組み「注文のおまとめ」の対象を拡大したりして商品配送の効率化を推進。置き配の推奨や、置き配指定可能な注文範囲の拡大も行ってきた。初期設定を置き配にすることで再配達率をさらに下げる。
※このコンテンツはWebサイト「Web担当者Forum - 企業Webサイトとマーケティングの実践情報サイト - SEO・アクセス解析・SNS・UX・CMSなど」で公開されている記事のフィードに含まれているものです。
オリジナル記事:「ZOZOTOWN」で注文時の「受け取り方法」の初期設定を「あんしん置き配(玄関前)」に
Copyright (C) IMPRESS CORPORATION, an Impress Group company. All rights reserved.