GMOリサーチは、「生成AIの利用実態・意識に関する調査」を実施した。日米の比較を通じて、生成AIの利用に関する洞察を行っている。
生成AIの業務利用経験、日本10.7%・米国29.5%
まず、AI技術についてどのように感じているかを聞くと、「肯定的」と答えた人は日本20.9%、米国24.2%となった。一方で、「否定的」との回答は日本3.7%、米国13.4%となり、米国ではやや両極化していることがわかった。
生成AIの利用状況を聞くと、業務やプライベートで既に利用経験がある人は日本18.7%、米国29.5%となり、米国の方がやや進んでいた。
また、生成AIの業務利用について聞くと、利用経験がある人は日本10.7%、米国29.5%と20ポイント近い差が見られた。業務利用していない理由としては、日米ともに「生成AIの利用方法がわからないから」が最も多かった。
生成AIを「チャンス」と考えている割合、米国は日本の約2倍
生成AIが勤務する会社にどう影響すると思うかを聞くと、「チャンス」と考える割合は日本では32.8%、米国では63.2%と、約2倍の差がついていた。
また、生成AIが自社にとって「チャンス」と考えている人においては、日本60.8%・米国69.8%の人が「生成AIの業務利用に積極的」な一方で、「脅威」と考えている人においては日米ともに半数近くの人が「消極的」と回答した。
さらに、生成AIの業務利用経験者と未経験者を比べると、「チャンス」と考える人の割合は利用経験者の方が圧倒的に多く、日本では56ポイント、米国では36ポイントの差がついていた。
調査概要
- 【調査地域】日本・米国
- 【回答者数】日本1,047名、米国1,048名
- 【調査対象】生成AIについて認知している20歳~69歳の正社員
- 【調査期間】2023年8月9日~8月18日
- 【調査方法】オンライン調査
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オリジナル記事:AIを仕事に利用:日本10.7%・米国29.5%と約3倍の差! AIビジネス活用を日米で比較【GMOリサーチ調べ】
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