ノイズキャンセリング機能の効き目はもちろんのこと、Apple製品間をシームレスにつないだり、接続の安定性が優れているAirPods Pro。
その魅力に取りつかれ2019年に発売されたAirPods Pro 1を3年ほど愛用し続けてきました。
タカヒロ
他社製品もいくつか試してきましたが、AirPods Proの使い勝手に勝る製品はありませんでした…!
そんなAirPods Proの第2世代が2022年9月についに登場しました。
3年ぶりのアップデートということで進化している点も豊富。
音質も使い勝手も大満足の仕上がりになっていたので、本記事にてAirPods Pro2を触ってみた感想を紹介したいと思います!
- Apple H2ヘッドフォンチップ搭載
- ケースにストラップループ搭載
- バッテリー持続時間がアップ
- ノイキャン性能がアップ
- 「音で探す」に対応
- タッチコンロールに対応
- Magsafe充電に対応
- スティック部分のタッチコンロールが使いづらい
- 充電端子がLightningのまま
- 4万弱の価格
Airpods Pro2の外観
今回購入したApple AirPods Pro 2。前モデルから3年ぶりに発売された最新作のノイズキャンセルイヤホンです。
早速パッケージを開封すると付属品がずらり。
- AirPods Pro本体
- シリコーン製イヤーチップ(4サイズ:XS、S、M、L)
- Lightning – USB-Cケーブル
- マニュアル
そしてこちらがAirPods Pro 2本体。
ぱっと見ると第一世代と何も変わらない感じがしますが、外観の変更点は2つあります。
1つ目はケース底面にストラップループがついたということ。
今まではストラップをつけるためには別途ケースを購入する必要がありました。
AirPods pro 2は裸のケースに直接ストラップをとりつけることが可能に。コレは地味に嬉しいアップデート。
2つ目はケース底面にスピーカーがついたということ。
これによってairpodsはケース本体を探すアプリで音を鳴らして探すことができるようになりました。
充電端子は前モデルに引き続き、Lightning端子。
Magsafe充電やQi充電に対応しているのであまり気になる要素ではありませんが、USB-C端子で発売してほしかったなぁ…。
ちなみにケースのサイズは全く同じなので、第1世代で使用していたケースはそのまま使い回すことが可能です。
AirPods Pro2の進化した点
それではここからはAirPods Pro 2の進化した点を解説しながら実際に使ってみてどのように感じたのかを紹介していきます。
ノイキャン性能向上
AirPods Pro2はノイキャン性能が最大2倍に向上しています。
外出して電車やカフェなどで第一世代と第二世代を聴き比べてみると体感でわかるレベルで差がありました。
これはすごい…!!
全く無音という訳ではないですが、第1世代よりも2段階ぐらい静かさが増しておりより音楽を楽しめるようになったと思います。
なんでも適応型環境音除去に対応しており、サイレンや電動工具などの騒音強度を最小限に抑える仕様なんだとか。
外で工事があるときなんかも、このイヤホンがあれば一気に集中して作業できる環境に飛び込めます。
音質もよりクリアに進化
AirPods Pro 2は初代モデルからドライバーやアンプを再設計しており、ノイキャン性能以外の音質も向上しています。
実際の音楽を聴き比べてみると、中音域がはっきりしてよりクリアな音が聞こえるようになったし、低音の響きもくっきりしたと感じます。
音に対しての強いこだわりがあるわけではないのでこの点は専門的に語れないけど、音質も満足です。
バッテリー持続時間がアップ
AirPods Pro2は前モデルから下記のように大きくバッテリー持続時間がアップしています。
旅行のときなどはずっとイヤホンで音楽を聞きながら移動することが多いので、バッテリー持続時間がアップしたのはとても嬉しいポイント。
AirPods Pro 2 | AirPods Pro 1 | |
---|---|---|
イヤホン単体 | 6時間 | 4.5時間 |
ケース併用 | 30時間 | 24時間 |
ちなみにBose QuietComfort® Earbuds IIやSONY WF-1000XM4など同クラスの競合製品もイヤホン単体の連続使用時間は6時間。
他社製品と比べて優れているわけではありませんが、しっかりスタンダードに追従してきているという感じです。
スティック部分のタッチコントロールに対応
AirPods Pro 1は音量の大小をイヤホンからコントロールできないのが大きなデメリットでした。
それが新しいAirPods Proはスティック部分のスワイプで音量の大小などを調整できるように。
いちいちスマホを取り出さないでも音量調整できるようになったのは非常にグッドです。
ただ、タッチコントロールの反応は個人的にはもう一つという印象。
うまく反応しなかったりすることも多く、使いこなすには慣れが必要です。
「音で探す」に対応
AirPods Pro2はケースにスピーカーがついたことでiPhoneから音を鳴らして探すことができるようになりました。
僕はでかけるときにAirpods Pro2をどこに置いたか分からず、捜索に時間をかかてしまうことが多々あったので、このアップデートはかなり嬉しい。
スピーカーの音量もそこそこ大きく、捜索がすごく捗ると感じました。
他社の完全ワイヤレスイヤホンは探す機能に対応しているものがほぼないと思うので、これはかなり大きなアドバンテージだと思います。
Magsaefe充電に対応
AirPods Pro 2はQi充電に加えMagsafeによる充電も可能になりました。
Qi充電は置き場所が悪いと充電されないケースもあり、たまに充電が不十分なまま外出することがありました。
しかし、Magsafeであれば充電ミスをする可能性は限りなくゼロにできるし、使い勝手がしっかり上がってくれていると感じました。
未だにLightning端子を搭載しているのは微妙ですが、ワイヤレス充電の方法が充実しているので、良しとします。
Airpods Pro2とAirpods Pro1のスペック比較
Airpods Pro 2が前モデルから進化した点を解説しながら、実際に使用してみた感想をまとめてきました。
改めて両者のスペックをまとめると以下のようになります▼
Airpods Pro 2 | Airpods Pro 1 | |
---|---|---|
発売日 | 2022年9月 | 2019年9月 |
ケースサイズ (高さ×幅×厚さ) | 45.2 × 60.6 × 21.7 mm | 45.2 × 60.6 × 21.7 mm |
重さ | 50.8 g | 45.6 g |
チップ | H2チップ | H1チップ |
探す機能 | ◯ | ✕ |
バッテリー | イヤホン単体で6時間 ケース併用で30時間 | イヤホン単体で4.5時間 ケース併用で24時間 |
Magsaefe充電 | ◯ | ✕ |
AirPods Pro 2の使い方
AirPods Pro2はスティックの部分のタップとスワイプでき、各種設定を調整することができます。
アクション一覧は下記の通りです▼
ボタン回数 | アクション |
---|---|
長押し | アクティブノイズキャンセリング 部音取り込みモードの切り替え |
1回押し | 再生、一時停止、電話に応答 |
2回押し | 次の曲にスキップ |
3回押し | 前の曲にスキップ |
Airpods Pro2の口コミ・評判
最後にTwitterでAirpods Pro2を購入した方の口コミをTwitterから集めてみました。
ノイキャン性能の効き具合や音質が大幅にアップした点に驚く声が多数上がっていたのが印象的でした。
AirPods pro2やば
— YU-TA (@yuta_753) September 23, 2022
ノイキャン二倍は盛りすぎだろって思ったけど今まで体験した中で一番ノイキャン強いわ
WH-1000XM5より数段上だわ pic.twitter.com/G4celr4d32
AirPods Pro2のノイキャンは確かにレベルが上がってるね。
— カラクリンカム ガジェットブロガー (@tolkoba) September 24, 2022
電車で比較するとさらに外界と隔絶された感じ。無音ではないけど、音楽聴いてたらもう電車に乗ってることすら忘れそう
AirPodsPro2のノイキャン性能、体感的に初代よりめちゃくちゃ上がっている気がします聴いててすごく楽しいです!
— ナオ (@hhkb326B) September 23, 2022
iPhoneとAirpods pro2の相性なのか、音質爆上がりでビビる。
— ランプねーさまWhiskyBottleLamp (@W_bottlelamp) September 23, 2022
今までがテープで聞かされていたとこらから、生演奏聴かされているレベル。
えええええ。
AirPodsPro2届いたので早速使ってみた。音質はたしかによくなってて、今まで聞こえてこなかった音が聞こえるようになってるし音の解像度上がってる。ノイキャンも2倍と言われても納得できるほどには向上。外部音取り込みはイヤホンつけてないレベルでよい。
— ぴろちゃん (@pirochanbanzai) September 23, 2022
値段4万と高いけど満足度も高い。
Airpods Pro2 レビューまとめ
Airpods Pro 2が前モデルから進化した点を解説しながら、実際に使用してみた感想をまとめてきました。
見た目はほぼからわないですが、3年ぶりのアップデートということでたくさんの進化があり、買ってみた甲斐があったなと思います。
特にノイズキャンセリング性能は体感できるレベルの進化があり、感動が大きかったです。
4万弱の完全ワイヤレスイヤホンなので、多くの人にとって簡単に買える値段ではないはず。
しかし、かなり高い完成度に仕上がっているので向こう3年ぐらい使い続けることを考えたら、買い換える価値は十分あると思います。
- Apple H2ヘッドフォンチップ搭載
- ケースにストラップループ搭載
- バッテリー持続時間がアップ
- ノイキャン性能がアップ
- 「音で探す」に対応
- タッチコンロールに対応
- Magsafe充電に対応
- スティック部分のタッチコンロールが使いづらい
- 充電端子がLightningのまま
- 4万弱の高価格である