税理士から見た「電子帳簿保存法の改正」、データ保存方法にもリスクあり【パイオニア調べ】
電子帳簿の保存先、実際に採用しているのは「USBメモリ」26.9%が最多。 パイオニアは、「電子帳簿保存法の改正」に関する調査結果を発表した。現役税理士(実務経験者)111人から回答を得ている。 生産性向上や記帳水準向上を目的に、「電子帳簿保存法」が2022年1月に改正された。主な変更点は「国税関係帳簿書類の電子化要件の緩和」と「電子取引に関するデータ保存(7年間のデータ保管義務)」の2点だが、準備不足などの理由から2年の猶予期間(2024年までに完全義務化)が設けられており、多くの企業が対応に取組...