IDEATECHは、「2024年版 BtoB広告施策の定点調査」を実施した。BtoB事業の広告担当者130名を対象に調べている。なお、本調査は2023年に引き続き、2回目の定点調査となる。
BtoB企業の約6割が「広告費はマーケティング予算の3割未満」
まず、実施しているインターネット広告施策について聞くと、「リスティング広告」が47.7%、「SNS広告」が43.8%、「ディスプレイ広告」が36.2%で上位3つとなった。2023年と比べると、リスティング広告が増加、記事広告と動画広告が減少してはいたが、大きな変動は見られなかった。
続いて、マーケティング予算における広告予算の割合を聞くと、「10%未満」が20.8%、「10~20%未満」「20~30%未満」が同率で19.2%となり、合計で59.2%の人が「30%未満」と答えた。これは2023年から13.3ポイントの増加となっている。
広告施策において現在目標CV数を達成できているかを聞くと、「大幅に達成している」「やや達成している」が合計で51.5%となり、2023年と比べて8.9ポイントの減少となった。
約半数が「CPAが上がっている」と回答。CPA高騰への対策は?
また、広告施策において現在目標CPAを下回っているかを聞くと、「大幅に下回っている」が10.1%、「下回っている」が48.5%となった。
2023年と比較してCPAが上がっているかという質問では、「大幅に上昇している」「やや上昇している」の合計は50.8%で、2023年から8.0ポイントの減少となった。
CPA高騰に対し、どのような対策を行っているかを聞くと、「コンテンツマーケティングの実施」が39.2%で最も多く、以下「無駄な広告費用を減らす」が30.0%、「最適な予算のアロケーション」が27.7%と続いた。
調査概要
- 【調査方法】IDEATECHが提供するリサーチデータマーケティング「リサピー®︎」の企画によるインターネット調査
- 【調査期間】2024年8月30日〜同年8月30日
- 【有効回答】BtoB事業の広告担当者130名
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オリジナル記事:BtoB企業のマーケティング予算、広告費の割合はどのくらい? CPA高騰への対策は?【IDEATECH調べ】
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