クラウドサービス事業の米国Cloudflare(クラウドフレア)は、ウェブページの読み込みを最大45%高速化するサービス「Speed Brain」を開発した、と9月25日発表した。日本法人のクラウドフレアジャパンが9月26日公表した。ユーザーが次に訪問するページを予測し、ユーザーが移動する前にブラウザのキャッシュにページをダウンロードする仕組み。
CloudflareのCDN(コンテンツデリバリーネットワーク)「Cloudflare」を利用するウェブサイトの読み込みが早くなり、ほぼ瞬時に完了する。「Google Chrome」「Microsoft Edge」などのブラウザで可能。Cloudflare全プランで無料使用できる。HTMLファイルや画像のダウンロードの遅延が高速な読み込み時間実現の障害になっているため開発した。
ユーザーが次にアクセスする可能性が高いページの事前読み込みは現在、リンクにカーソルを置いた時やクリックした際に推測して実行している。今後数カ月から2025年にかけて機械学習とAI(人工知能)で機能を強化し、過去のトラフィックとリクエストに基づいて予測し、それに応じてリンクをクリックする前に画像などのコンテンツ配信を開始する。
※このコンテンツはWebサイト「Web担当者Forum - 企業Webサイトとマーケティングの実践情報サイト - SEO・アクセス解析・SNS・UX・CMSなど」で公開されている記事のフィードに含まれているものです。
オリジナル記事:Cloudflareがウェブページの読み込みを最大45%高速化するサービス「Speed Brain」開発
Copyright (C) IMPRESS CORPORATION, an Impress Group company. All rights reserved.