DMMグループで総合サービスサイト「DMM.com」を運営するDMM.comと、イオングループで劇場を展開するイオンエンターテイメントは、現実社会とオンラインを融合した新しいエンターテインメント体験を提供する取り組みを連携して始める、と3月17日発表した。DMMの動画配信サービス「DMM TV」と、イオンエンターテイメントの劇場を横断した連動施策を実施する。
DMM.comのプラットフォームは約4000万人の会員数があり、DMM TVは16万本のコンテンツを配信している。イオンエンターテイメントは国内に最多となる94カ所の劇場を持つ。両社は、コロナ禍でエンターテインメントをオンラインで楽しむことが一般化するなどエンターテインメント体験の多様化が進む中、新たな体験創出が求められていると判断し、連携を決めた。
具体策として現在①DMM TVの対象作品が見放題のサブスクリプション(定額制)会員システム「DMMプレミアム」の実質最大5カ月間無料②イオンシネマの劇場でのDMM TV配信作品の上映－－を予定している。①はイオンシネマのキャンペーンページから新規登録すると最初の30日間は月額550円(税込み)の料金を無料にし、5カ月間550円相当の「DMMポイント」を付与する。
②は4月以降で、DMM TVオリジナル作品の一気見や先行試写会などが劇場の大画面と高音質で楽しめる。さらに、5月7日までに新規でDMMプレミアムの会員に登録すると、イオンシネマで利用できる映画鑑賞チケットが初回1枚限定で550ポイントで購入できるキャンペーンも行う。2回目以降は1500ポイントでの発行。このほかコンテンツ関連の連携なども進めていく。
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オリジナル記事：DMMとイオンエンターテイメントが現実社会とオンライン融合のエンタメ体験提供へ連携
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