大日本印刷(DNP)は、地域情報や公共交通の運行情報をデジタルサイネージ(電子看板)で閲覧できる「DNPモビリティポート」のシステムを、公益財団法人の東京タクシーセンターが管理し、ヴィスタコミュニケーションズが運営する屋根・雨風よけ付待合所の「広告付タクシーシェルター」の広告面のデジタル化実証実験に供給する、と12月1日に発表した。屋外用デジタルサイネージと広告・公共情報の発信機能を提供した。
東京タクシーセンターは、タクシー事業の公益性を高める試みで広告付タクシーシェルターを19カ所に設置(22年12月1日現在)。このうち、山王パークタワー前(11月1日~)、コレド日本橋前(12月1日~)、 青山OMスクエア前(調整中)の3カ所でポスター貼付用の広告スペースをデジタルサイネージに交換。災害や鉄道運行状況など公共情報の発信機能を持たせ、周辺通行に対する安全上・都市景観上の支障が出ないかを6カ月間検証する。
広告付タクシーシェルターのデジタルサイネージで公共情報を発信することで、利便性や公共性の高いタクシー乗り場の運用を実証する。DNPは今後、広告付タクシーシェルターのサイネージをインタラクティブ(双方向)化してタクシー配車アプリ連携や観光情報連携、インバウンド(訪日外国人)多言語対応、防災情報連携の社会実装。ヴィスタコミュニケーションズが目指す「社会的価値のある街のインフラ」の構築をサポートする。
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オリジナル記事:DNPがタクシー乗り場の「広告付タクシーシェルター」をデジタル化する実証実験に参画
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