取り扱いデータ量と人員の拡大で社内の情報セキュリティマネジメント意識向上へ
東京大学のAI(人工知能)研究者、松尾豊教授の研究室発のAIスタートアップ、ELYZA(イライザ)は、情報セキュリティの国際標準規格「ISMS(情報セキュリティマネジメントシステム)」に準拠する企業として認定を受けた、と8月21日発表した。取り扱いデータ総量と組織人員の拡大を受け、社内の情報セキュリティマネジメント意識を高める。
取得したのは2022年施行の最新規格で、認証範囲はビジネスコンサルティング、AI研究開発、システム開発、バックオフィスを含む全部門となる。ISMSは、情報資産の保護、利害関係者からの信頼を得るためのセキュリティ体制の確保を目的にするフレームワーク。組織の内外からの脅威に対応し、インシデント発生の可能性を最小限にする。
ELYZAは大手企業を中心に大規模言語モデルを基盤にしたAIソリューションを展開。多くの企業から情報を預かっているため、セキュリティリスク低減に取り組んでいる。近年、顧客や提供サービスが増えたことに伴って扱うデータ量や人員が増加。これまで以上に情報セキュリティマネジメント意識を社内に醸成する必要から認定を受けた。
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オリジナル記事:ELYZAが情報セキュリティの国際標準規格「ISMS」に準拠する企業として認定取得
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