Google公式「Web表示パフォーマンス改善塾」スタート(テストもあるよ)【SEO情報まとめ】 | 海外&国内SEO情報ウォッチ

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yu-ta(ゆーた)26歳、会社員 PC.スマホ周辺機器やスマート家電など ガジェットを使って スマートな生活を送っています。 このサイトでは管理人おすすめの 最新の便利ガジェット情報や お得に買えるセール情報を中心に 発信しております。
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UXのためにも、コアウェブバイタルのためにも、Webページの表示パフォーマンスは重要だ。グーグルが公開したWeb表示パフォーマンス改善の実践的スキルを学べるオンラインコースで基本から学んで実践してみるのはどうだろうか?

今週は、グーグルが開始した、ウェブパフォーマンスを入り口から学べる良質な教材の情報をお届けする。

もちろん、ほかにも良い情報が満載だ。「Search Consoleでコンテンツ改善する方法」「古いコンテンツの削除」「コア アップデート」などなど、あなたのWeb&SEO力をアップさせる情報を、今週もまとめてお届けする。

2ページ目の後半にあるセーフサーチ関連の情報も、ぜひ確認してほしい。「セーフサーチ」というと関係ないと思う人も多いかもしれないが、サイト管理者が知っておくべきことや具体的な対策方法まで学べる、ほかにない良い情報だ。

※次回お休みのおしらせ: このコーナーは隔週更新のため、本来ならば次回の更新は12月1日ですが、1週間お休みさせていただき、次回更新は12月8日の予定です。
  • Google公式「Web表示パフォーマンス改善塾」スタート(テストもあるよ)
  • Search Consoleでウェブコンテンツを改善する3つの方法
  • モバイルファーストインデックス(MFI)移行がついに完了。発表から7年、移行開始から5年半
  • 古いコンテンツは役立たずでグーグルの評価が下がるから削除すべき?
  • 2023年10月のGoogle検索オフィスアワー: インデックスされない、検索トラフィックが減った、滞在時間はランキング要因? ほか
  • グーグル、11月のコア アップデートで寄生サイト対策を強化か?
  • SCのページエクスペリエンスレポートが改良され全体状況を把握しやすくなった
  • ヤフーも生成AIに参戦! グーグルとBingに続いてYahoo!検索でAIが質問に回答
  • グーグルセーフサーチの仕組み
  • ウェブ担当者のためのグーグルセーフサーチ設定ガイド
  • 👩‍🎨Google SGEが画家になる。イメージした画像を検索で生成可能
  • SGEスナップショットの最近の改良——太字・ハイライト、プレビュー、レシピ
  1. 今週のピックアップ
    1. Google公式「Web表示パフォーマンス改善塾」スタート(テストもあるよ) まずは初級コースから (web.dev) 海外情報
  2. グーグル検索SEO情報①
    1. Search Consoleでウェブコンテンツを改善する3つの方法 「SEOなんて難しくない」シリーズ第3弾 (Google Search Central on YouTube) 海外情報
      1. 手法1: 検索結果に頻繁に登場するのにクリック数が少ないページを見つけて改善する
      2. 手法2: コンテンツの更新で影響があったかを確認する
      3. 手法3: どんなコンテンツを作ればいいかを探る
    2. モバイルファーストインデックス(MFI)移行がついに完了。発表から7年、移行開始から5年半 長い道のりだった (グーグル 検索セントラル ブログ) 国内情報
    3. 古いコンテンツは役立たずでグーグルの評価が下がるから削除すべき? 古くても役に立つコンテンツがある (Google SearchLiaison on X) 海外情報
    4. 2023年10月のGoogle検索オフィスアワー: インデックスされない、検索トラフィックが減った、滞在時間はランキング要因? ほか あなたはどのくらい滞在してほしいのか? (グーグル 検索オフィスアワー on YouTube) 国内情報
  3. グーグル検索SEO情報②
    1. グーグル、11月のコア アップデートで寄生サイト対策を強化か? 広範囲の下落を観測 (Glenn Gabe on X) 海外情報
    2. SCのページエクスペリエンスレポートが改良され全体状況を把握しやすくなった 改善の手助け (Google Search Central on X) 海外情報
    3. ヤフーも生成AIに参戦! グーグルとBingに続いてYahoo!検索でAIが質問に回答 限定テストのため詳細不明 (Yahoo!検索ガイド) 国内情報
    4. グーグルセーフサーチの仕組み 有害なコンテンツから子どもたちを守る (Google Search Central on YouTube) 海外情報
    5. ウェブ担当者のためのグーグルセーフサーチ設定ガイド アダルトコンテンツだと正しく認識させる/誤認されないために (Google Search Central on YouTube) 海外情報
      1. セーフサーチがあなたのウェブサイトをフィルタリングしているか判断する
      2. セーフサーチのための4つのサイト最適化
      3. 異議申し立て
      4. まとめ
  4. 海外SEO情報ブログの掲載記事からピックアップ

今週のピックアップ

Google公式「Web表示パフォーマンス改善塾」スタート(テストもあるよ) まずは初級コースから (web.dev) 海外情報

Webサイトの表示パフォーマンス改善について学べるオンラインコースが、グーグルのweb.devサイトに公開された。あんな氏がXで紹介してくれた:

日本語ページを利用できる(機械翻訳だが、かなり読みやすい。ただし一部メニューなどは英語のまま)。

パフォーマンス改善へようこそ

ここで紹介するのは初回コースだ。初級者に役立つウェブ パフォーマンスの基礎に焦点を当てている。今後数か月以内に追加のモジュールが公開される予定とのことである。

初回コースは次の12モジュールから構成されている:

  1. 速度が重要な理由
  2. HTML のパフォーマンスに関する一般的な考慮事項
  3. リソースの読み込みを最適化する
  4. リソースヒントを使用してブラウザをサポートする
  5. 画像のパフォーマンス
  6. 動画のパフォーマンス
  7. ウェブフォントを最適化する
  8. コード分割 JavaScript
  9. 画像と <iframe> 要素の遅延読み込み
  10. プリフェッチ、事前レンダリング、Service Worker の事前キャッシュ
  11. ウェブワーカーの概要
  12. 具体的なウェブワーカーのユースケース

具体的な各テクノロジーの解説セクションでは、最後に理解度を確認できるテストもある。詳細すぎず、エンジニアでなくても理解できるように易しく書かれているが、必要な情報がうまくまとまっている、非常によくできたコンテンツだ。

ユーザー体験の向上にはパフォーマンス改善は欠かせない。こちらのコースの教材で基本を学び、自分のサイトで実践していこう。

★★★★★
  • パフォーマンス改善がんばりたい人用(ふつうの人は気にしなくていい)

グーグル検索SEO情報①

Search Consoleでウェブコンテンツを改善する3つの方法 「SEOなんて難しくない」シリーズ第3弾 (Google Search Central on YouTube) 海外情報

グーグルのマーティン・スプリット氏による「SEO Made Easy(SEOなんて難しくない)」動画シリーズの第3弾を紹介する。今回のテーマは、Search Consoleの検索パフォーマンスレポートを利用したコンテンツ改善手法×3だ。

自動翻訳の日本語字幕もあるが、いつものように内容を紹介しておく:

今日は、Googleサーチコンソールを使用してページのコンテンツを改善し、より多くの人々に役立つようにする方法についてお話します。

Googleサーチコンソールをご利用の際に、「検索結果への表示という点では比較的良好な成績を収めているものの、クリック数が非常に少ない」ページを見つけることがあります。こうしたページでは、トピックに対するユーザーの期待値とコンテンツが一致していない可能性があります。

検索パフォーマンス

手法1: 検索結果に頻繁に登場するのにクリック数が少ないページを見つけて改善する

検索結果に頻繁に登場するのにクリック数が少ないページを見つけて改善するには、Search Consoleの「検索結果のパフォーマンス」を使います。

まずは、そうしたページと対象クエリを見つける方法です。次のようにします:

  1. Search Consoleにログインしてサイトを選び、メニューの[検索パフォーマンス]にある[検索結果]をクリックして「検索結果のパフォーマンス」を表示します。

  2. グラフの下にある表の上にある[ページ]をクリックしてURLごとの表示に切り替えます。

  3. その下にある表の上部にある[クリック数]や[表示回数]で並べ替えを変えながら、次に示す図の1行目のように、「クリック数が少ないが表示回数が多い」ページを探します。

    検索パフォーマンス
  4. そうしたページが見付かったら、表内でそのページの行をクリックします。そのページに限定した表示に切り替わります。

  5. 表の上にある[クエリ]を選んで、ユーザーが何を検索しているか「上位のクエリ」から調べます。

この情報を使って、ページの文章を書き換えたり、コンテンツ構造を変えたりして、ユーザーが検索しているクエリとページ内容との関連性が高くなるようにしていきます。

手法2: コンテンツの更新で影響があったかを確認する

更新されたコンテンツを公開したら、URL検査ツールで確認します。

その後、コンテンツを更新したことで検索トラフィックに影響があったかを確認します。

そのためには、次のようにします:

  1. まず、この説明の前半の手順と同様にしてSearch Consoleの[検索結果のパフォーマンス]に行きます。

  2. 更新したコンテンツのページを探してクリックし、そのページに限定した表示に切り替えます。

  3. グラフの上にある[日付]をクリックすると「期間」ダイアログボックスが表示されます。[比較]タブに切り替え、[過去6か月]などをチェックして[適用]します。

    検索パフォーマンス
  4. これで、現在と6か月前の表示回数やクリック数を比較できます。更新後に数字が改善されたかどうかを確認できるということです。

これにより、特定のクエリに対してコンテンツをより関連性が高いものにし、変更が望ましい効果をもたらしたかどうかを確認できます。

手法3: どんなコンテンツを作ればいいかを探る

Search Consoleの[検索結果のパフォーマンス]は、どんなコンテンツを作ればいいかを検討する際にも役立ちます。

そのためには、次のようにします:

  1. Search Consoleにログインしてサイトを選び、メニューの[検索パフォーマンス]にある[検索結果]をクリックして「検索結果のパフォーマンス」を表示します。

  2. グラフの下にある表の上部にある[クエリ]をクリックして検索クエリごとの表示に切り替えます。

  3. グラフの上にある[日付]をクリックすると「期間」ダイアログボックスが表示されるので、[比較]タブに切り替え、[過去6か月]などをチェックして[適用]します。

  4. グラフの上部で[合計表示回数]が選択されてグラフに表示されていることを確認します。

  5. 表の上部にある[表示回数差]をクリックして、降順で並べ替えます。

これで見付かるのは、「以前よりも表示回数が増えているクエリ」です。これらは需要が高まっているクエリです。したがって、それに対応するコンテンツを用意するといいかもしれません。

◇◇◇

ご覧のとおり、Googleサーチコンソールは、ウェブを検索するユーザーにとってサイトがより役立ったり関連性が高くなったりする方法を理解するのに優れたツールです。

★★★★☆
  • SEOがんばってる人用(ふつうの人は気にしなくていい)

モバイルファーストインデックス(MFI)移行がついに完了。発表から7年、移行開始から5年半 長い道のりだった (グーグル 検索セントラル ブログ) 国内情報

モバイルファーストインデックス(MFI)への移行が完了したことを、グーグルが検索セントラルブログで宣言した。今年の5月に最終グループの移行を残すのみという情報が出ていたが、正式な発表が出た。

MFIが公式に発表されたのは2016年11月だった。実際に移行が始まったのは約1年半後の2018年3月だ。発表から7年、移行開始から5年半をかけて、MFIがようやく完了した。

このコラムの読者には、MFIについて知らない人もいそうだ。もっとも知らなくても、PC向けサイトと同等のコンテンツをスマホ向けサイトで提供していれば、もはや大きな問題にはならないようにも思う。むしろ、今はスマホ優先でサイトを設計しているサイトが多いはずで、なおさら問題にならないようにも感じる(B2B向けではまた別だが)。

とはいえ、知っておいて損はないので、「MFIについて詳しく知らないが知りたい」と思うなら、Web担のモバイルファーストインデックス(MFI)解説記事公式ドキュメントを読んでほしい。

とにもかくにも、多くのウェブ担当者とグーグルの両方に大規模なシステム改造を必要としたMFI移行が、ついに終了だ。どちらさまもおつかれさまでした。

★★★★☆
  • SEOがんばってる人用(ふつうの人は気にしなくていい)
  • ホントにSEOを極めたい人だけ
  • 技術がわかる人に伝えましょう

古いコンテンツは役立たずでグーグルの評価が下がるから削除すべき? 古くても役に立つコンテンツがある (Google SearchLiaison on X) 海外情報

古くて時代遅れになったコンテンツは、役に立たないとみなしてnoindexを設定しておけばいいでしょうか。noindexしておけば、削除せずサイトにそのまま残しておいてもグーグルは評価対象から除外してくれますか?

グーグル検索リエゾン(広報役、中の人はダニー・サリバン氏)がXでこのように質問された。サリバン氏は次のように回答した:

古いコンテンツをどうするか決める最善の方法は、読者のことを考えることです。読者にとって役に立つと思うなら、そのままにしておきましょう。次のようなことを示せるなら、公開日時の情報もそのままにしておきましょう:

  • 公開した時点では役に立つものだった
  • その時点の読者のために作成した
  • 当時の発言を理解するのに役立つ

ウェブには古いコンテンツがたくさんあります。「古いから役に立たない」とは限りません。

次のように考えているウェブ担当者が少なからずいる:

  • 古いコンテンツが多いと、サイトの評価が下がる
  • 新しいコンテンツが多いと、サイトの評価が上がる

どちらも正しくない。単純に「新しいから良い・古いから悪い」というものではない。

たとえば、リップスティックの人気カラーを調べていたとしよう。次の状況では、新しい情報と古い情報どちらが良いかが、それぞれ変わる:

  • この週末に出かけるのであれば、2023年の秋冬のトレンドカラーが書かれたコンテンツが役に立つだろう。2022年の春に流行った色を特集した1年以上前の記事は求めていない。

  • 一方で、論文か何かで「ここ30年でのリップ流行色の移り変わり」を調査していたとする。この場合は、たとえ30年前の記事でも役に立つ。むしろ、求めているものは30年前の情報だ(その頃は商用インターネットも一般的ではなかったが)。

これはあくまでも例だが、理解してほしいのは「新しいか古いかだけでは価値は判断できない」ということだ。どちらでも役に立ちうる。

ただし、ユーザーが判断できるように公開日(必要であれば更新日)を見つけやすいように表示することは必須だろう。

★★★★★
  • SEOがんばってる人用(ふつうの人は気にしなくていい)

2023年10月のGoogle検索オフィスアワー: インデックスされない、検索トラフィックが減った、滞在時間はランキング要因? ほか あなたはどのくらい滞在してほしいのか? (グーグル 検索オフィスアワー on YouTube) 国内情報

2023年10月のグーグル検索オフィスアワーが公開された。あんな氏が回答した質問は次のとおりだ。

  • 「手動による対策」が表示されたまま(5:04
  • スパムサイトの報告(6:49
  • 滞在時間を評価しているか(8:43
  • MFI 移行完了後のデスクトップ版クローラー(10:48
  • サイトの流入数が減少した(12:44
  • 検索結果に表示されない(15:25
  • ページのインデックスが消える(16:46
  • 音声検索と検索パフォーマンス レポート(19:22
  • 意図しない正規ページが選択される(19:54
  • Website 構造化データでサイト名指定(21:24
  • 動画コンテンツのベストプラクティス(22:47
  • サイトマップの Ping 更新通知のサポート(24:26

インデックスされない問題や検索トラフィックの減少など、ありがちなトラブルの質問も多くある。ほかには「滞在時間をグーグルが評価対象にしているのか?」といった定期的に出てくる質問もある。

タイムラインはその質問の再生時間にリンクしてある。気になる質問は回答を確認しておこう。

グーグル検索に関してわからないことがあれば質問フォームから投稿できる。次回のオフィスアワーで回答してもらえる。

★★★★☆
  • MFI移行がんばった人用(ふつうの人は気にしなくていい)
グーグル検索SEO情報②
  • グーグル、11月のコア アップデートで寄生サイト対策を強化か?
  • SCのページエクスペリエンスレポートが改良され全体状況を把握しやすくなった
  • ヤフーも生成AIに参戦! グーグルとBingに続いてYahoo!検索でAIが質問に回答
  • グーグルセーフサーチの仕組み
  • ウェブ担当者のためのグーグルセーフサーチ設定ガイド
海外SEO情報ブログの掲載記事から
  • 👩‍🎨Google SGEが画家になる。イメージした画像を検索で生成可能
  • SGEスナップショットの最近の改良——太字・ハイライト、プレビュー、レシピ

グーグル検索SEO情報②

グーグル、11月のコア アップデートで寄生サイト対策を強化か? 広範囲の下落を観測 (Glenn Gabe on X) 海外情報

グーグルは、コア アップデート(2023年11月版)の展開を2023年11月2日(太平洋時間)に開始した。

直近でも8月10月にもコア アップデートがあった。8月のコア アップデートは9月7日(太平洋時間)に完了したので、実質的に3か月連続でコア アップデートが展開している。「影響が大きいと予想されるためグーグルが公表する」アップデートだ。異なる種類のアップデートが続くことは過去にも例があるが、コア アップデートが3か月連続というのは初めてだ。

さて、今回のコア アップデートでは、サブドメインやサブディレクトリで展開している、俗称「寄生サイト」が広範囲で順位を下げているようだ。米グーグルでの話なのだが、グレン・ゲイブ氏が観測している。

ゲイブ氏が追跡している寄生サイトでランキングダウンしているデータ。グラフの詳細は、引用元のXでの投稿で確認してほしい

リリー・レイ氏もゲイブ氏同様、寄生サイトの下落を観測しているとのことだ。

なお、ゲイブ氏もレイ氏も、検索システムの分析ではSEO業界の第一人者である。信頼できる情報だ。さらに、日本でも順位を下げている寄生サイトがあるとの情報を筆者は得ている。

今回のコア アップデートでは、グーグルが寄生サイト対策を強化したのだろうか? そうであることを願いたい。

★★★★★
  • SEOがんばってる人用(ふつうの人は気にしなくていい)

SCのページエクスペリエンスレポートが改良され全体状況を把握しやすくなった 改善の手助け (Google Search Central on X) 海外情報

Search Consoleの[ページ エクスペリエンス]レポートが新しくなった。今年の5月に予告していた変更だ。

主要な変更点は次の2つだ:

ページ エクスペリエンス レポート

ランキングシステムやSearch Consoleでのレポート方法が変わったわけではなく、見た目の改良だ。ページエクスペリエンス全体の状況を把握しやすくして改善を手助けすることが狙いだ。

エクスペリエンスに関するレポートだけに、Search Consoleユーザーの体験を向上させておこうという狙いだろうか。よくできていると思う。

★★★☆☆
  • すべてのWeb担当者 必見!

ヤフーも生成AIに参戦! グーグルとBingに続いてYahoo!検索でAIが質問に回答 限定テストのため詳細不明 (Yahoo!検索ガイド) 国内情報

ヤフー検索は、生成AIがユーザーの質問に回答する機能を試験的に公開した。グーグル検索のSGEやBing検索のBingチャットと同等の機能だ。

Yahoo検索で生成AIが回答
発表記事に掲載されているイメージ図

一部のスマートフォンユーザーに限定して表示しているとのことだ。筆者の環境では体験できていない。そのため、回答の粒度や正確性、どのくらいの頻度で起動するのか、ベースとなるLLMはなんなのかなど詳細はまったくわからない。

SGEやBingチャットと比較するとどうなのかも含めて、早く体験してみたいものだ。

★★★☆☆
  • SEOがんばってる人用(ふつうの人は気にしなくていい)

グーグルセーフサーチの仕組み 有害なコンテンツから子どもたちを守る (Google Search Central on YouTube) 海外情報

グーグルの「セーフサーチ」についての概要を、グーグルが動画で解説した。解説しているのは、検索リレーションチームのダニエル・ワイズバーグ氏と、検索品質とセーフティチームのエマ・ハイアム氏だ。

日本語の字幕もあるが、せっかくなので文字起こしを日本語で紹介する。

インターネット上のさまざまなコンテンツを探索する際に、予期せぬ成人向けコンテンツや暴力的なコンテンツに遭遇しないように、グーグルでは幅広いシステム・ツール・ポリシーを導入しています。

たとえば、検索で表示される一部の画像やオートコンプリートでは、すべてのユーザーに対して成人向けコンテンツがフィルタリング(除外)される場合があります。

これらの組み込みの保護に加えて、ユーザーはセーフサーチを設定して、検索結果に表示されるコンテンツを制御できます。

セーフサーチの設定は強制的なものではないため、すべてのユーザーに適用されているわけではありません(アカウントが監視されている場合、または他の人が管理する公共のWi-Fiのようなネットワークやデバイスからウェブにアクセスしている場合を除く)。

セーフサーチは、グーグル検索でポルノや暴力などの露骨なコンテンツを検出するように設計されています。この設定により、検索結果をさらに細かく制御でき、「フィルタリング」や「ぼかし」といった表示オプションを使って露骨な結果を制御し、望むような検索結果表示の状態を得ることができます。

セーフサーチは、ティーンエイジャーや子どもを含むグーグルを使用するすべての人を保護するための安全対策として考えてください。

では、セーフサーチはどのように機能するのでしょうか? セーフサーチには3つの選択肢があります:

  • まずはセーフサーチ「オフ」から始めましょう。

    このモードでは、言語理解を使用して保護します。複数の意味をもつワードで検索している場合は、グーグルは検索意図を理解し、ユーザーが明らかに求めている場合にのみ露骨な結果を配信します。

  • 次に、セーフサーチ設定の「ぼかし(露骨な画像にぼかしを入れる)」オプションがあります。

    これにより、グーグル検索で不注意に露骨な画像を目にするのを防ぎ、家族を守ることができます。アダルトコンテンツまたは暴力的なコンテンツなどの露骨な画像は、検索結果に表示されるとデフォルトでぼかしがかかります。

    次に示す検索結果例は、「けが(外傷、injury)」というクエリですが、検索結果内の画像で生々しいものはデフォルトでぼかされています。

    セーフサーチ設定の「ぼかし(露骨な画像にぼかしを入れる)」オプション
    実際には「ぼかし」ではなく「隠したことがわかる画像への差し替え」
  • 最後に、セーフサーチ設定の「フィルタ(不適切な検索結果を除外)」オプションがあります。

    これにより、ポルノ・暴力・殺人などの露骨なコンテンツを含むサイトと画像の両方が、検索結果から除外されます。このモードは、子どもたちが検索中に不適切なコンテンツに遭遇する可能性を減らすため、子どもに安全なオンライン環境を創造したい親や保護者に特に役立ちます。

セーフサーチフィルタリングが有効になっていない場合は、デフォルトでセーフサーチ「ぼかし」設定が適用されます。設定はいつでも変更できます。

それでは、変更方法も含めてセーフサーチ設定についてもう少し詳しくダニエルに説明してもらいます。

セーフサーチ設定の変更は非常に簡単です。コンピュータまたはモバイルデバイスを使用して google.co.jp/safesearchにアクセスし、希望するセーフサーチオプションを選択します。これを行うと、グーグルにログインしているすべてのデバイスで検索に適用されます。18歳未満のユーザー向けのグーグルアカウントでは、衝撃的または有害な可能性がある結果を回避するために追加の措置を講じています。このため、グーグルシステムが18歳未満である可能性を示している場合、セーフサーチはデフォルトで「フィルタ」に設定されます。

また、親・学校・ネットワーク管理者がこの設定をロックする手段も提供しています。たとえば、学校にいる場合や公共のWi-Fiに接続している場合です。その場合は、ユーザー側ではセーフサーチの設定を変えられない場合があります。先に述べたページにアクセスしても、設定を変更できません。アカウント・デバイス・ネットワークを管理する主な方法は3つあります:

  • 子どものグーグルファミリーグループの親である場合は、ファミリーリンクを使用して、子どものアカウントでアクセスしているAndroidデバイスとChromebookでセーフサーチを有効に保つことができます。

  • Google Workspace for Education管理者の場合、年齢に基づいてグーグルサービスへのアクセスを制御できます。

  • 学校・職場・自宅のネットワークを管理している場合は、DNS構成を更新して、そのネットワーク上のブラウザでセーフサーチを強制的に有効にすることができます。

すべてのセーフサーチロックオプションの詳細については、ヘルプセンターの情報を確認してください。

グーグルセーフサーチは、すべての人に安全なインターネット環境を創造するために重要な役割を果たしています。

セーフサーチを有効化してカスタマイズすることで、露骨または不適切なコンテンツの露出を減らしながらウェブを閲覧できます。子どもを保護する場合でも、個人的な好みであっても、セーフサーチは、安心感を保ちながらウェブを探索する力を個人に与えます。

より安全なウェブは、グーグルセーフサーチでほんの数回のクリックで利用できます。

SEOには直結しない内容かも知れない。しかし、特に子どもたちがウェブを安全に利用できるようにするための取り組みの1つとして、グーグルが提供しているセーフサーチについて知っておいてほしいと思い紹介した。

★★★☆☆
  • 小さな子どもをもつWeb担当者 必見!

ウェブ担当者のためのグーグルセーフサーチ設定ガイド アダルトコンテンツだと正しく認識させる/誤認されないために (Google Search Central on YouTube) 海外情報

サイト管理者向け「セーフサーチ設定ガイド」の動画を紹介する。

1つ前に、グーグルのセーフサーチについての動画を紹介した。ユーザー(親、教育関係者)向けだったが、こちらはサイト管理者向けだ。

解説しているのは前回と同じく、検索リレーションチームのダニエル・ワイズバーグ氏と、検索品質とセーフティチームのエマ・ハイアム氏だ。

このビデオでは、グーグルがあなたのサイトとコンテンツの性質を理解するのに役立つ方法について説明します。これにより、グーグルは「セーフサーチフィルターをあなたのサイトに適用するかどうか」と「適用するとしたらどのように適用するか」を判断できます。セーフサーチが何か、その仕組み、安全なオンライン体験のためにそれをどのように利用できるかについて詳しく知りたい場合は、前のビデオをチェックしてください

まず、オンラインでコンテンツを公開している場合、グーグルの検索コンテンツポリシーを読むことが非常に役立ちます。これにより、コンテンツが不適切でないことを確認することで、コンテンツのリーチを最大化できます。Google検索ヘルプのページで、その詳細を学んでください。

前回のビデオで述べたように、セーフサーチは、露骨な性的コンテンツ・暴力・殺人などの望ましくない視覚的描画からユーザーを保護することを目的としています。機械学習を利用していますが、ページの内容やリンクテキストなど、さまざまな他のシグナルも利用しています。

ウェブサイトのオーナーとして、コンテンツが露骨なものかどうかをグーグルが正しく分類できるように、あなたにも協力できることがあります。

「なぜ私たちがそんなことをしなければいけないのか?」とあなたは思うかもしれません。とても良い質問です。

サイトに「露骨なコンテンツ」と「露骨でないコンテンツ」の両方があるとします。これから説明する最適化をしていなければ、セーフサーチフィルタリングがオンのユーザーが検索したときに、グーグルはあなたのサイト全体をフィルタリング(つまり除外)する可能性があります。そうしたことは、ページが露骨・性的・暴力的なコンテンツを含んでいなくても発生します。

では、それが発生しないための手順を見ていきましょう。

セーフサーチがあなたのウェブサイトをフィルタリングしているか判断する

サイトをセーフサーチに最適化する前に、ページが露骨なコンテンツとして識別されているかを確認してください。

そのためには、あなたのサイトがヒットするような検索を実行します。表示されましたね。では次に、セーフサーチをオンにして検索します。あなたのサイトが表示されたでしょうか? セーフサーチを有効にすると検索結果にあなたのサイトが表示されない場合、あなたのサイトはこのクエリでセーフサーチフィルタリングの影響を受けている可能性があります。

サイト全体が露骨なコンテンツとして識別されているかを発見するには、セーフサーチをオンにした状態で、site:検索構文を使用します。結果にサイトが表示されない場合、グーグルはセーフサーチが有効化されているときにサイト全体をフィルタリングしています

セーフサーチのための4つのサイト最適化

セーフサーチに関して、サイト所有者向けに4つの推奨事項があります。これらの推奨事項に従うことで、グーグルはサイトのどの部分をセーフサーチの観点から露骨なコンテンツとして分類できるかをより良く理解できるようになります。

  • 1. 露骨なコンテンツのあるページにメタデータを追加する。

    露骨なコンテンツのあるページを識別するのに当社のシステムが使用するシグナルの1つは、「rating」メタタグです。

    <meta name="rating" content="adult">

    露骨なコンテンツのあるすべてのページに、このratingメタタグを追加することをお勧めします。

  • 2. 露骨なページを別の場所にグループ化する

    サイトに露骨なコンテンツと露骨でないコンテンツが混在している場合、ratingメタタグの追加だけでは足りません。

    サイト内で露骨なページを露骨でないページとは別にグループ化することをお勧めします。サブドメインやフォルダを使ってグループ化してください。

  • 3. グーグルがあなたのビデオコンテンツファイルを取得できるようにする

    成人向けコンテンツをホスティングしている場合、Googlebotがビデオファイルにアクセスできるようにしてください。そうすることで、グーグルはビデオコンテンツを理解し、露骨な結果を見たくない(または予期しない)ユーザーに対してより良い体験を提供できます。

    ページに埋め込んだビデオファイルをGooglebotが取得できない場合は、検索結果への表示が制限または除外される場合があります。

  • 4. 年齢確認なしでGooglebotがクロールできるようにする

    成人向けコンテンツがサイトにあって、アクセスに年齢確認が必須であっても、心配はありません。ただし、Googlebotが年齢確認を発生させることなくコンテンツをクロールできるようにしておくことをお勧めします。これにより、グーグルはページをより理解し、露骨なコンテンツのメタデータを読み取ることができます。

各方法の詳細は、Google検索セントラルの「セーフサーチとウェブサイト」の解説をご確認ください。

異議申し立て

あなたのサイトがセーフサーチによって誤分類されていることが明らかで、このガイダンスに従ってサイトの最適化を行ってから2~3か月経過している場合は、goo.gle/safesearch-reviewから審査をリクエストできます。

グーグルの広告主で、グーグルの広告機能について質問がある場合は、グーグル 広告サポートにお問い合わせください。

まとめ

露骨かつ暴力的なコンテンツに関する分類について、このビデオが役立つことを願っています。

ウェブサイトに「安全なコンテンツ」と「露骨なコンテンツ」の両方がある場合、これは非常に重要である可能性があります。グーグルのコンテンツポリシーに従い、このビデオで説明した方法を実行して、より関連性の高いトラフィックを得て、ウェブをより安全に保つことを確認してください。

★★★★☆
  • セーフサーチに適用される可能性があるサイトのすべてのWeb担当者 必見!

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