マーケティングリサーチ事業のマクロミルの連結子会社で博報堂も出資するH.M.マーケティングリサーチ(HMM)は、7月1日付でQO(キューオー)に社名変更したと発表した。事業の拡大に伴い企業理念も刷新した。QOの「Q」は「Question」に由来してリサーチとプランニングの要である「問い・見立て・仮説」を表し、「O」は「for One」に由来して「誰か・何かのためになるQを探究する」という思いを込めた。
QOはリサーチ事業とプランニング事業を展開する。5月から博報堂のナレッジ(知見)を活用して「マーケティングプランニング」を事業化したコンサルティングモデルの展開を本格化していた。リサーチ結果に基づく提言にとどまらず、マーケティングプランの立案や、調査や広告の実施を前提としないマーケティング活動の伴走も行っている。リサーチ会社からマーケティング会社への事業ドメインの拡大に合わせて自社を再定義した。
QOは今後、①マーケティングマネジメント支援、②Social Issue Lab「SIL」、③未来のリサーチプロジェクト「みのり」――の3つの活動に注力する。生活者と企業を橋渡しするマーケティングマネジメント支援を本格展開し、研究機関のSILは調査の力で社会課題を届ける。みのりは次世代にデータやリサーチの技術・知見を受け継ぐ活動で、公立高校の探求学習サポートやリサーチやデータアナリティクス講座を提供する。
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オリジナル記事:H.M.マーケティングリサーチがQOに社名変更、リサーチ会社からマーケティング会社へ
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