モバイルアクセサリー販売とEC支援のHamee(ハミィ)と、顧客の声(VOC:Voice of Customer)に特化したCDP(顧客データ基盤)開発スタートアップのKoeerü(コエル)は、コマースDX(デジタル変革)実現に向けた実証実験を始めた、と3月7日に発表した。オンライン(EC)とオフライン(卸売)の両方で、VOCをもとにした顧客エンゲージメント(つながり)向上に寄与する新たなプラットフォーム開発を共同で推進する。
これまで収集できていなかったり、活用しきれなかったりした顧客の心の声を、KoeerüのVOCアンケートプラットフォームで収集、蓄積、分析、可視化して開発する。新型コロナで顕在化した課題を解決する神奈川県主催の「BAK NEW NORMAL PROJECT 2022」の取り組みで、「PostコロナのEC事業者を支える顧客データプラットフォームの開発」で選ばれた。オンとオフでVOCを収集して新たなプラットフォームの開発につなげる。
モバイルアクセサリーを販売するHameeのECサイトに顧客のページ内行動を測定するタグを実装。Hameeの商品を取り扱う卸売事業者も2次元バーコード記載の配布チラシでアンケートを行い、オンとオフの両方で独自に検証する。実証実験終了後は、Koeerüが得意とする観光系自治体向けの実店舗でのOMO(オンとオフの融合)推進や、越境ECノウハウを活用したグローバル顧客情報の分析、精度の高いレコメンデーションを開発する。
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オリジナル記事:HameeとKoeerüがオンオフ両方で顧客の声を可視化するプラットフォームの実証実験開始
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