LINEヤフーは、事業者向け行動ビッグデータ分析サービス「ヤフー・データソリューション」で、検索・人流データから人々の興味・関心を分析できるデスクリサーチツール「DS.INSIGHT」に「ユーザーごとの興味関心を調べる」機能の試験導入を始めた、と4月4日に発表した。トレンドに浮かび上がった検索キーワード群から、検索しているユーザー像とその興味関心を生成AI(人工知能)が考察してテキスト形式で出力する。
検索データで上昇トピックやトレンドを可視化分析する「DS.INSIGHT Trend」で、生成AIが代表的なユーザー像の性別と年代、注目しているキーワード、考察を出力する。例えば「ファッション」カテゴリで絞り込んだ場合、生成AIが代表的なユーザー像に「女性40代」を挙げ、「シルバースカートコーデ」など注目しているキーワード、「自分のスタイルを持ちつつもトレンドを取り入れたいと考えている」などの考察を表示する。
同時に代表的なユーザー像「男性50代」を挙げ、注目しているキーワードと「機能性と快適さを重視しつつ、自分らしさを表現するアイテムに興味を持つ」などの考察を表示する。DS.INSIGHTに生成AIに関する試験機能を連続して導入する企画の第3弾で、第1弾では検索ビッグデータからユーザーの「隠れたニーズ」を生成AIが考察する機能を、第2弾では「ユーザーの行動変容を調べる」機能をそれぞれ3月に開始している。
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オリジナル記事:LINEヤフーが「DS.INSIGHT」で「ユーザーごとの興味関心を調べる」機能を試験導入
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