SNS流行語大賞、最新1位は“新たな映像文化”として大流行中の動画？【2024年2Q・ウェブ解析士協会調べ】

若者は“スピード感のある情報消費”を好む。

一般社団法人ウェブ解析士協会は、「SNS流行語大賞 2024年第2四半期」を発表した。対象は2024年第2四半期（4～6月）にSNS上で流行した言葉で、SNSマネージャーの有資格者にアンケートを行っている。

「SNS流行語大賞」では、“X（旧Twitter）・Instagram・TikTok・YouTubeなどのSNSメディアにおいて直近3か月で流行している言葉”を選定しランキングを作成している。

アジアの流行、ファッション、AI技術などさまざまな領域の話題が集まる

SNS利用者は若年層が多く、その話題も幅広い。10位から1位は、以下のとおり。

中国発のダンス。TikTokを中心に世界的なブームになり、TikTokでの視聴回数は2億2860万回に達した。

Miu Miuの2022年秋冬コレクションをきっかけとしたファッショントレンド。Instagramではハッシュタグ「#バレエコア」を付けた投稿が3万5000件以上アップロードされた。

2024年6月、Luma AI社が「Dream Machine」を発表。故人や歴史上の人物を「よみがえらせる」使い方が話題になった。

・7位しなこ（ダンス）
原宿系クリエイター。小学生をはじめ若者に大きな影響力を持っており、TikTokではロックダンスが人気を博した。

TikTokで#回転界隈が3億4710万回、#風呂キャンセル界隈が1100万回を記録するなど幅広い層に浸透した。

NHK連続テレビ小説が共感を呼んでいる。

OpenAIが2024年5月に発表した最新の大規模言語モデル。

2024年6月6日にオープンした東京ディズニーシーのテーマポート。TikTokでは4億8390万回視聴を記録している。

日本人メンバー2人を含む5人のK-POPユニット。2024年3月25日発売のミニアルバム『SUPER REAL ME』でデビュー。

TikTokやYouTubeショートを中心に大流行中。スマホで再生しやすい縦型画面が特徴で、長尺のYouTube動画でも縦型が増加しているとのこと。