クレジットカードのフィッシングサイトも増加傾向。
セキュリティソフト「Internet SagiWall」(詐欺ウォール)を提供するBBソフトサービスは、2024年2月度のインターネット詐欺リポートを発表した。詐欺ウォールを利用しているユーザーのアクセス数値を集計し、詐欺サイトの動向を分析した内容となっている。
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詐欺サイトのブランドがめまぐるしく変化
それによると、2024年2月における「詐欺ウォールによる詐欺サイト検知数」は500万9,323件で、2024年1月から34万8,908件減少した。
2月度はSoftBankを騙るフィッシングサイトの報告数が前月比8倍に増加。偽の警告を出して不正ソフトをインストールさせようとする偽サイトは前月比100倍に増加していた。なお、これらのサイトはダイナミックDNSサービス「Duck DNS」を悪用しているサイトが多かった。「イオンカード」の詐欺サイトも急増しており、注意が必要だ。
カテゴリ別で見ると、SoftBankの詐欺サイトが増加したことで「携帯キャリア」の比率が急上昇した。なお3月の最新動向としては、「お取引の制限を行いました」といった文言を使った「三菱UFJ銀行」のフィッシングサイトが急増しているとのこと。
調査概要
- 【調査対象】公的機関などから提供された詐欺サイトURL
- 【調査方法】詐欺ウォールを利用しているユーザーのアクセス数値を集計(Windows版:3.3.0 / macOS版:3.5.0 / Android版1.7.0 / iOS版3.2.0.4)
- 【調査時期】2024年2月6日、2月22日
- 【調査URL数】計191件
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オリジナル記事:SoftBankの詐欺サイト急増に注意、偽警告で騙そうとするサイトが前月100倍に【詐欺ウォール調べ・2024年2月度】
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