TOPPANホールディングス傘下のTOPPANと、CX(顧客体験)改善プラットフォーム事業のSprocket(スプロケット)は、ウェブサイトの改善を効率的に可能にするデータ分析ツール「Sprocket Insights」をサイト運用企業に9月中旬から提供する、と9月25日発表した。生成AI(人工知能)を活用し、企業のサイト全体のアクセス状況の把握から訪問ユーザーの行動まで幅広く分析する。
両社が共同開発した。UX(ユーザー体験)改善・強化に向けたサイトの効率的で効果的な運用が可能になる。人の企画と比べ、課題抽出・改善策企画の時間が短縮でき、成果も向上するという。サイトにタグを設置することで、回遊状況や各要素のコンバージョン(CV)＝最終成果＝の貢献度を自動で可視化する「サイト・ユーザー分析」を使って3つの分析メニューが利用できる。
メニューは①ユーザー行動経路分析②ロイヤルティ(信頼・忠誠心)要因分析③N1分析(全体の集団ではなく特定顧客の深い理解を重視する手法)－－。①は、KGI(重要目標達成指標)やKPI(重要業績評価指標)達成につながるサイト内でのユーザーの主要な行動経路を特別な操作なく可視化。②は、KGIやKPIの達成に貢献している要因を示す。初期費用は10万円、月額7万円から。
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オリジナル記事：TOPPANとSprocketがサイト改善を効率的にするデータ分析ツール「Sprocket Insights」提供
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