ジャクスタポジションは、「Webサイト制作」に関する調査結果を発表した。Webサイト制作会社を探している側(発注側)・Webサイト制作会社(提供側)の1,022人が回答している。
提案依頼書は受注側・発注側双方にメリット大
まず発注側に「Webサイトの制作依頼をする際、複数社に見積を取っていますか?」と聞くと、「取っている」81.1%が圧倒的多数。
続けて「制作会社のどこを特にチェックしましたか?」と聞くと、「提案内容・提案力」44.2%が最多で、「金額の安さ」25.9%、「実績・ポートフォリオ」17.5%がそれに続いた。
「制作会社に相談する際に提案依頼書を作成しているか」をチェックポイントごとに見ると、「提案内容・提案力を重視している」と回答した企業の約8割、 「金額の安さ」を重視すると回答した企業でも約7割が提案依頼書を作成していると回答している。
「見積依頼/発注後に、経験をしたことをすべて選んでください」を聞くと、「各社の提案内容と見積金額がバラバラで判断が難しかった」29.8%が多く、「ヒアリングが適切に行われ、自社の要望が正しく伝わり提案に含めてもらえた」20.6%、「自社の要望が正確に伝わらず、依頼内容が提案にあまり含まれていなかった」19.9%がそれに続く。
一方で「提案依頼書を作ったことでどのようなメリットがありましたか?」と聞くと、「複数社からの提案を効率よく比較できた」47.1%が多く、「要望を正確に伝えることができた」46.0%、「トラブルを未然に防ぐことができた」42.9%が上位だった。
ここからはWebサイト制作会社(提供側)に、「提案依頼書があることで提供側にとってどのようなメリットがありますか?」と聞くと、「発注者側とのコミュニケーションが円滑になる」43.1%、「自社の強みを生かした提案ができる」38.4%、「依頼者側の要求が明確なため、精度の高いHPを制作できる」35.1%が上位だった。
あわせて「提案依頼書がないために、認識の齟齬が生じた経験はありますか?」「提案依頼書を作成しサイト作成を進めていくことは重要だと思いますか?」と聞くと、多くの会社が「ある」「思う」などと回答している。
調査概要
- 【調査対象】(1)Webサイト制作会社を探している(発注側)(2)Webサイト制作会社(提供側)と回答したモニター
- 【調査方法】リンクアンドパートナーズが提供する調査PR「PRIZMA」によるインターネット調査
- 【調査時期】2024年8月22日~24日
- 【有効回答数】1,022人((1)509人(2)513人)
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オリジナル記事:Webサイト制作時のRFP、「トラブル防止」などを上回る最大のメリットは【ジャクスタポジション調べ】
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