N.D.Promotionは、「Z総研2022年下半期トレンドランキング」を発表した。同社が運営するシンクタンク組織「Z総研」のコミュニティに所属する、女性を中心としたZ世代メンバー962人から回答を得ている。「Z世代」は一般的に18歳~26歳の年代を指す。
この調査では、Z総研メンバーに流行った言葉、食べ物、俳優、コト・モノ、SNSアカウント、アーティストなどを質問。小学生以下を含む26歳までが回答している。
半年で流行一新、2022年後半のカギはTVコンテンツ
まず流行した言葉(フレーズ)は、半年前の調査で1位だった「きまZ」がトップ10圏外となり、「それな」「草」「知らんけど」といった定番が上位を占めた。「きまZ」は「きまず」に変化し5位にランクインした。その他上位に「しんど」「きまず」なども入っており、全体的に「ネガティブな言葉を明るくライトな雰囲気で使う」場面が増加しているという。
食べ物・飲物では、半年前に1位だった「地球グミ」は3位となり、「スターバックス」が引き続き人気で2位からトップとなった。またコスメでは、マスクに付きにくいことなどから「リップモンスター スフレマット/ KATE」が圧倒的な支持を集めた。
流行ったコト・モノでは、半年前調査の1位「TikTok」19.2%は変わらなかったが、2位・3位だった「平成ギャル」「ルーズソックス」はトップ10圏外に。ドラマ「silent」11.0%が2位となった。ドラマにまつわる投稿がTikTokでも増加した。
silentに出演した目黒蓮・川口春奈・鈴鹿央士は、流行った俳優・女優でそれぞれ4位・6位・10位にランクイン。silent主題歌の「Subtitle/Official髭男dism」は流行った曲1位にもなっており、大きく注目を集めたことがわかる。また流行った俳優・女優1位の高橋文哉は「君の花になる」で注目され、今春から放送が始まった「女神の教室~リーガル青春白書~」もすでに話題だ。Z世代からあらためてTVドラマが注目されていることがわかる。
その他、流行ったYouTubeチャンネル1位は「コムドット」が過半数の支持を得て1位。流行ったTikTokerは「なえなの」が5連覇と、常連組が強さを見せた。
なお、同社が運営するメディア「Nom de plume」のZ世代フォロワー12万人に聞いた編集部セレクトの「ネクストトレンド予想」では、インフルエンサー『ナナオは立派なユーチューバー』、男性アイドル『Travis Japan』、女性アイドル『OCHA NORMA』、俳優『山下幸輝』などの名前があがっている。
調査概要
- 【調査対象】全国の10代~26歳の女性(自社メディア「Nom de plume」LINE@会員)
- 【調査方法】インターネット調査
- 【調査期間】2022年11月23日~30日
- 【有効回答数】962名(中学生141名、高校生629名、18歳~22歳155名、23歳~26歳37名)
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オリジナル記事:Z世代の最新流行で「TVドラマ」が復権? ドラマ起点の投稿がTikTokでも増加【2022年後半・Z総研調べ】
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