CCCマーケティング総合研究所では、「Z世代(15歳~24歳)のリアルな購買行動」に関する調査結果を発表した。Z世代の女性2,019サンプルの分析、15~60歳女性のTポイント提携先の購買データ、SHIBUYA109 lab.の保有するデータの分析を行っている。
ファッションでは幅広い体験を活用、コスメはSNS、清涼飲料水は即購入
まず「日常的に見ているもの(媒体)」を聞くと平均は5.1個。最多は「動画配信サービス」89.3%で、以下「Instagram」81.8%、「LINE」78.8%、「Twitter」71.9%とSNSが占める。5位「テレビ番組・TVCM」45.2%、6位「TikTok」44.2%は半数に満たなかった。
視聴する媒体は「体験」とも密接に結び付いているが、ジャンル別に聞くと、ファッションでは「Instagramを見た」「公式通販サイトを見た」「ショップを訪れた」が幅広くあがったが、コスメでは「SNSを見た」、清涼飲料では「量販店を訪れた」に特に票が集中した。
特にファッションに絞り、「体験を通じて起きた気持ちの変化」を聞くと、「Instagramを見た」「公式通販サイトを見た」「ブランド公式のショップを訪れた」「試着をした」「有名人が紹介していた」のいずれの体験でも、「デザインが良いと感じた」が7割前後を占める。それに「自分の世界観に合う」が続いたが、「試着をした」では「着心地が良さそうと感じた」が、「有名人が紹介していた」では「コストパフォーマンスが良い」が上回るなど、体験を通して芽生える気持ちには差異があることがわかった。
調査概要:インターネット調査
- 【調査対象】全国/女性/15~24歳/学生
- 【調査方法】インターネット調査(Tリサーチ)
- 【調査時期】2022年8月19日~25日
- 【有効回答数】2,019サンプル
調査概要:購買調査
- 【調査対象】全国/女性/15~60歳
- 【調査方法】多種多様なTポイント提携先の購買データ
- 【調査時期】2022年4月1日~9月30日
※このコンテンツはWebサイト「Web担当者Forum - 企業Webサイトとマーケティングの実践情報サイト - SEO・アクセス解析・SNS・UX・CMSなど」で公開されている記事のフィードに含まれているものです。
オリジナル記事:Z世代女子「日常的に見ている媒体」は平均5.1個。Instagram・LINEなどのSNSよりも見ているもの1位は?【CCCマーケティング総研調べ】
Copyright (C) IMPRESS CORPORATION, an Impress Group company. All rights reserved.