SHIBUYA109エンタテイメントが運営する若者マーケティング研究機関「SHIBUYA109 lab.(シブヤイチマルキューラボ)」は、around20(15~24歳)の女性564人を対象に、2022年のトレンド調査を実施した。
Z世代女子が選ぶ、2022年のトレンド大賞を発表!
「カフェ・グルメ部門」「アーティスト部門」 「ヒト部門」「コンテンツ部門」「コスメ・スキンケア部門」「ファッション部門」「体験部門」「ヲタ活部門」「ポーズ部門」の全9部門にて大賞を決定。TOP3までの結果は上図のようになった。以下、各部門のランキングを紹介する。
【カフェ・グルメ部門】テイクアウト&おうちで楽しむスタイルが主流
カヌレやドーナツなど、テイクアウトで楽しめるフードが多くランクインした。イートインのカフェだけでなく、ピクニックや「おうちカフェ」を楽しむスタイルが定着している。
【アーティスト部門】次世代K-POPアイドルが話題に
「IVE(アイヴ)」、「Kep1er(ケプラー)」、「aespa(エスパ)」といった次世代の韓国アイドルが上位を占めた。K-POPアーティストは楽曲だけでなく、ファッションやポーズにも注目が集まっている。
【ヒト部門】ポイントは「切り抜きたくなる個性」?
1位はドラマ「テッパチ!」で注目を集めた「佐野勇斗」、2位は情報番組「ラヴィット!」で話題となった「あの」、3位は自身の動画チャンネルも人気の「なかやまきんに君」。いずれも「切り抜き動画(好きな場面を切り抜き編集された動画)」でバズるような個性を持っている。
【コンテンツ部門】マニア~ライト層まで人気のアニメ・漫画に注目
「SPY×FAMILY」や「ちいかわ」など、コア層からライト層まで幅広く人気なコンテンツがランクイン。セリフや劇中挿入歌などがSNSで切り取られ、コンテンツをよく知らない層にも楽しまれている。
【コスメ・スキンケア部門】「束感まつげ」がキーワード?
1位は束感のあるまつげ、鼻先までいれるチーク等が特徴的な「純欲メイク」、2位は「YOLU カームナイトリペアシャンプー」、3位は「SHEIN 部分つけまつげ」。今年はお出かけの頻度も増えたこともあり、メイクアイテムへの注目が高まった。
【ファッション部門】「Y2Kファッション」がトレンドに
2000年ごろに流行したファッションスタイル「Y2K」がZ世代のトレンドに。カラフルな色使いや、手や足にボリュームを出す特徴的なアイテムが人気となった。
【体験部門】「自分を知る体験」が重視されている
1位は「#SHEIN購入品(シーイン購入品)」で、通販での買い物に際しインフルエンサーの投稿や口コミを確認する傾向が見られた。2位は「MBTI診断」、3位は「顔タイプ診断」で、「自分を知る体験」への興味がうかがえた。
【ヲタ活部門】創作グッズで推しへの愛を表現
Z世代の約8割が楽しんでいる「ヲタ活」。今年はコンサート等のイベントの開催が増えたこともあり、硬質ケースデコやカンペうちわなどの「創作ヲタ活」が活発となった。
【ポーズ部門】韓国アイドルを参考に、ギャルっぽいポーズが人気
1位の「ギャルピース」と3位の「ルダハート」はいずれも韓国アイドル発案のポーズ。友達との仲の良さを表現できる・「ギャルっぽさ」のあるポーズが人気となっている。
調査概要
- 【調査期間】2022年9月~10月
- 【調査方法】SHIBUYA109 lab.独自ネットワーク/WEBアンケート調査
- 【調査対象】15-24歳の女性
- 【有効回答数】564名
※このコンテンツはWebサイト「Web担当者Forum - 企業Webサイトとマーケティングの実践情報サイト - SEO・アクセス解析・SNS・UX・CMSなど」で公開されている記事のフィードに含まれているものです。
オリジナル記事:Z世代女子が選ぶ、2022年トレンド大賞! 「IVE」に「ギャルピ」「純欲メイク」まで【SHIBUYA109 lab.調べ】
Copyright (C) IMPRESS CORPORATION, an Impress Group company. All rights reserved.