オンライン会議システム「Zoom」を提供する米国Zoom Video Communicationsは、バーチャルイベントの外観をブランドイメージに合わせて魅力的できる「Production Studio」を8月24日(現地時間)発表し、日本法人のZVC JAPANが日本語訳を8月31日に公表した。イベント主催者向けソリューション「Zoom Events」と、シングルセッションイベント管理の「Zoom Sessions」のライセンスがあれば世界中で利用できる。
Production Studioには、ダイナミックなレイアウト選択や、画面共有レイアウトなどのカスタムブランディング、プレゼンター管理ツールなどの機能がある。専門的なデザインスキルがなくてもバーチャルイベントの外観デザインを簡単に作成でき、洗練されたプロ級のイベントを開催できる。全社ウェビナーなど社内イベントや製品デモなどの社外マーケティングのイベントで、時間と予算をかけて制作業者に外注する必要がなくなる。
モバイルアプリをアップデートし、世界中の「Android」と「iOS」端末でZoom Eventsにアクセスできるようにした。イベント参加者は、既存のZoomモバイルアプリからハイブリッドイベントにアクセスできるので、1度しか使わないイベント固有のアプリをダウンロードする必要がない。モバイルアプリによって参加者は、外出先でも日程の管理やイベントのチャット、セッションのQ&A、ネットワーキングを簡単に実行できる。
さらにZoomは、イベントホスト向けのハイブリッド設定フローも拡張した。担当者がハイブリッドイベントのプランニングに苦労し、負担が倍増している現状を踏まえて、プロセスを簡素化する新機能をZoom Eventsに追加した。ハイブリッドチケットの発行や会場マップの追加、モバイルアプリでのハイブリッド体験の設定などの機能がWebポータルで提供され、担当者はテンプレートを使って簡単にハイブリッドイベントを設定できる。
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オリジナル記事:Zoomがレイアウトなどプロ級外観のイベントを作成できる「Production Studio」提供
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